【通関士試験】輸出入申告書を突破する5つのテクニック

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通関実務で毎年立ちはだかる壁、それが申告書問題です。

例年輸出と輸入でそれぞれ1問ずつ出題され、HSコードの特定、またさらに輸入申告書は品目の課税価格の算出が問われます。

通関実務では最も配点が高く、この分野で得点できないと合格は難しくなります。

そこで今回は、輸出入申告書問題を回答するちょっとしたテクニックをご紹介いたします。

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選択肢から先にマーク

輸出入申告書は限られた時間で効率的に解答をする必要があります。

まずはINVOICEに記載の品目の税番判定が必要ですが、INVOICEと関税率表を照らし合わせて一つずつ特定する、といった方法ですと時間がかかります。

試験ではHSコードを15個の選択肢から選ぶという方法ですので、出題される15個のHSコードの内に必ず正解があります。

効率的に解答するためにも、品目とタリフを照合するのではなく、先に蛍光ペンで15個の選択肢をタリフにマークし、その15個のHSコードとINVOICEの品目だけを照合します。

少額貨物の場合、15個の選択肢には当てはまらないHSコードの場合もありますが、選択肢にない限り最終的な解答にはなりませんので、迷った場合は深く考えず飛ばしましょう。

予備校や講座で勉強されている受験生からしたら当然のテクニックかもしれませんが、独学で勉強している方は知らない方も多いんじゃないでしょうか。

少額貨物

問題文中にも記載がありますが、申告価格が20万円以下である場合には、一括して一欄にまとめます。

その場合、HSコードの10桁目が「X」、まとめられない場合には「E」となります。

過去問を解いていく内に分かりますが、各問の(5)の解答は少額貨物になることが多いです。

頭の片隅に置いておくと、どうしても分からない時の当てずっぽうに役立つかもしれません。

通関実務は45点満点なので、1点の重みが非常に大きいです。

分からない場合でも貪欲に1点でも多く点数を取るように心がけましょう。

※どうしてもの時だけですよ!

割り切る勇気を持つ

通関士試験は例年6割が合格点になっています。

輸入申告書の課税価格の算出は、試験の中で唯一選択肢の無い問題です。

苦手なパターンが出れば全問不正解も十分あり得ます。

全く分からないのに無駄に時間をかけると、その他の問題に割く時間が十分に取れません。

全体で6割を取れればOKと割り切り、分からなければすぐに諦めて飛ばすという意識をもちましょう。

一度飛ばした後、再度冷静になって考えれば解けるということもあります。

また、申告書の問題が難化している年はその他の問題が易化傾向にあるので、他の問題を落ち着いて解くという気持ちの切り替えも必要です。

試験中はどうしても焦ってしまうので、試験前から意識を持っておきましょう。

電卓操作に慣れておく

計算問題では電卓が必須になります。

普段の勉強はスマホの電卓アプリを使って、試験当日に新しい電卓を使うといったことはやめましょう。

電卓の操作ミスで計算を間違えたなんてことにならないように、日ごろの勉強から本番さながらの筆記用具、電卓を使用するようにしましょう。

経験上、こういった些細なことを侮ると失敗します。

ボタンは00付きで大きく、かつシンプルなものをおすすめします。

時間配分を決めておく

申告書問題は一番解答に時間を要する範囲です。

通関実務は全体で1時間40分ですが、申告書問題を解くだけで時間を使い切ってしまったという事にならないよう、あらかじめ時間配分を決めておきましょう。

私は輸出入申告書で60分その他の問題を40分としていました。

さらに細かくすると、輸出申告書に10分、輸入申告書に50分とし、時間内で解けない場合は諦めて他の問題から解くと決めていました。

私の場合は、過去問演習をこなす中で1時間かけて解けない場合は大体どこかで間違えている傾向があったので、それ以上考えても時間を無駄にするだろうという判断から、1時間という区切りを設けていました。

それぞれ自分の得意不得意があるので、自分に適した時間配分を見つけてください。

まとめ

以上、通関実務、とりわけ輸出入申告書問題を突破するためのテクニックをご紹介しました。

既に当たり前な事ばかりかもしれませんが、当たり前なことを確実に実践していけば通関士試験は受かるようになっています。

本記事が少しでも受験生の参考になれば幸いです。

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