海外留学は就活で有利になるのか?留学のメリットとデメリットをご紹介します!

海外留学したら就活で有利になるの?

そもそも留学のメリットとデメリットって何?

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容
  • 留学のメリットとデメリットが知りたい
  • 留学が就活に役立つか知りたい

そもそも英語は必要?

グローバル化が進み各国の隔たりが物理的、心理的に少なくなっている現代社会において、英語が使いこなせる能力はますます重要視されます。

実際、英語が話せる日本人は以前に比べて増えてきています。しかし、まだまだ多いわけではないため、英語が話せる人は会社で少なからず重宝される傾向にあります。

社内語を英語に設定している企業もあるように、社員の語学力向上は企業にとって不可欠です。

今後ますます日本の企業の海外進出が進むことが予想できますが、その波に乗るには英語力は欠かせません。

過去の調査では、7割以上の企業が社員に語学力を求めるという調査結果も出ています。

企業が従業員に求める英語力は?
テンナイン・コミュニケーションは10月25日、「社員の英語力とビジネスに関する調査」の結果を発表。調査は7月15日~21日、人事に関わる一般企業の経営者・役員と会社員200名を対象に、インターネットで行われた。

今でこそ駅前留学やオンライン英会話が浸透してきており誰でも手軽に学べる環境が手に入るようになりましたが、社会人で働きながら空いている時間で英語を学ぶのは難しいのも事実です。

学生で時間があるうちに英語力を養っておくことは、就活だけでなく社会人として企業で働き始めてからも役立つスキルの一つです。

留学のメリット

語学の習得

海外留学の大半の理由が語学の習得でしょう。

留学期間や海外での活動によって個人差はありますが、少なからず真面目に取り組めばスキルアップして帰ってくることが出来ます。

また語学学校や大学での講義を受ける以外にも、スーパーやショッピングモールで買い物をしたり、週末に電車やバスに乗って遠出や観光をしたりすることで、教科書では身につけにくい日常的な会話やコミュニケーション力を養うことも出来ます。

海外での生活力も向上するので、海外旅行や仕事で海外に行く際も戸惑うことが少なくなります。

自信がつく

留学をする学生は少なく無いですが、それでも過半数の大学生は留学を経験せずに卒業・就職をすることになります。

貴重な大学生活の時間を利用して留学をしたという行動力、一歩踏み出す勇気は今後の人生においても活かされる貴重な体験です。

また、未知の環境に単身で乗り込み様々な困難を経験することで、あなたの困難に打ち勝つ力、負けずに何かをやり遂げる行動力は、漠然と日本で大学生活を過ごすのとは比にならないほど身につくはずです。

留学を経て海外で体験したカルチャーショックや生活の違いに理解をすることで、あなたならではの国際感覚を身につけることも出来ます。

交友関係が広がる

海外留学中は多くの外国人と交友を持つことが出来ます。

特に一人で留学していると、友達が出来るとすごく嬉しいものです。日本の生活ではありえない考え方や価値観に出会うこともあります。

今ではSNSで簡単に繋がれることから、帰国後も交流を続けることも出来ます。

留学のデメリット

費用がかかる

留学で最もネックになるのはやはり留学費用です。

大学によっては提携先の大学への交換留学や、履修プログラムに初めから組み込まれている場合もありますが、個人でまとまった期間で留学しようとすると数十万~数百万が相場です。

現地での生活費を考慮すると、100万円以上はかかります。

金銭面での工面で挫折してしまう学生も多いのではないでしょうか。

まとまった時間が必要

本格的な留学となると半年~1年間は行くことになるでしょう。

しかし、1,2年生はまず大学の講義に出て単位を取得する必要がありますし、かといって3,4年生で留学を計画すると、就職活動の時期と被る可能性もあります。

現在の就活制度は、大学3年の3月1日からエントリー開始、3か月後の6月1日から企業の採用活動解禁です。

私の経験ですが、大学3年生の夏休みからインターンに行く学生が出始め、秋ごろから自己分析や企業研究を行う学生が大半です。

3、4年生で留学すると、就活準備に充てる時間が十分に取れないのは大きなデメリットです。

大学生は時間が有り余ると言われますが、1年間を留学に費やすのは少なからずリスクもあります。

努力しなければ何も得られない

留学を経験した学生のなかには、満足な語学力を身につけずに帰国するパターンもあります。

語学留学となると、カナダやイギリス、オーストラリア等、日本の学生に人気のある国がある程度固まってきますが、それらの国は勉強できる環境が整っている反面、現地で生活している日本人も多いという事になります。

言葉の通じない異国の地では、同じ日本人というだけですごく親近感が湧き安心します。

せっかく行ったのに現地で日本人同士で関わることが多かった、そもそも留学先の学校の生徒の多くが日本人だったなど英語を話す環境が十分になかった場合、それは留学ではなく旅行になってしまいます。

行って満足するのではなく、行った上で何を学ぶのかを考えましょう。

生活に馴染めずストレスを抱える

慣れない海外での生活でホームシックになる方もいます。

身近に話が出来る友達がいればいいですが、一人で海外で生活するとなると最初は友達もいないですし、何より言葉が通じないのはかなりのストレスです。

社交的な性格の人ならいいのですが、最初の内は環境になれるのに精一杯で、孤独感を感じやすくなります。

日本人同士で仲良くなってしまい本来の留学の目的を見失ってはいけませんが、慣れるまではなるべく友達を作ることを優先し、楽しい留学になるように頑張りましょう。

実際に就活で有利なのか?

結論から言うと、有利にも不利にもなりえます

厳しい見方をすると、留学自体が就活に有利になることは期待しないほうが良いでしょう。

最も重要なのは、留学を通して何を学んだか、です。面接官があなたを評価するのは留学で得た経験です。

経験とは、語学スキルの向上や行動力が身についた等です。

更に具体的な経験談を加えながら、あなた自身がどのように感じながら留学期間を過ごしたかを伝えられるとより話に深みが増します。

ただ漠然と語学力の向上のために行きました、だけでは学びとして薄いです。

むしろ面接官によっては「この子は何となく留学して、何も学んでないな」とマイナスイメージがつくかもしれません。

『留学で何を学び、それを今後どう生かしていきたいか』というように、これからのことに言及するとなお良しです。

まとめ

留学の経験は必ずあなたの人生においてプラスになります。

しかしお金と時間というリスクもあります。

何となく就活で有利になりそうという理由で留学を計画するのではなく、何のために行くのか、目的を明確にして留学されることをおすすめします。

そこで得た経験はきっと就活にも生きてくるでしょう。

誰も味わったことのない貴重な経験をし、それらを存分に企業にアピールして内定を勝ち取ってください!

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