【2023年・第57回通関士試験合格に向けて】独学で通関士試験に合格できたテキスト厳選4冊!

独学で通関士試験の勉強をしたいけど、何から手を付けたらいいんだろう?

おすすめの参考書があれば知りたいなぁ。

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容
  • 独学で勉強するメリット
  • 独学で勉強するのにおすすめのテキスト紹介
  • 独学でかかったテキスト費用

通関士の勉強したいけど、通信講座にしようかなぁ、、、
独学で頑張ってみようかなぁ、、、

このページをご覧の方の多くは上記の悩みをお持ちではないでしょうか。

私も勉強する前は同じ悩みを抱えており、あらゆる合格者のブログや合格体験記を漁っていました。

そこで今回は独学で一発合格した経験から、独学で勉強する際に使用した教材についてまとめていきます。

【LEC東京リーガルマインド】2022年合格目標:初学者コース

私が独学に決めた理由

ずばり、安いからです!

通信講座や専門学校に通うとなると授業料が5万円~20万円ほどかかってきます。

例年通関士試験は10月の第1日曜日に行われますが、翌年度の受講の募集は11月頃から始まります。

当時は漠然と翌年度の通関士を受けようかなと軽く考えていた程度なので、高い受講料を払って1年近くの勉強を途中で挫折することなく続けられるかが不安でした。

先に申し上げておきますと、私も含めてですが、独学で一発で通関士に合格されている方は毎年一定数はいます。独学を迷われている方は、「通関士 独学 合格」とかでググってみてください。

そこで当時の私の判断は、まず最初の1年目は自分で勉強してみて、手詰まりになれば通信講座を受けてみる、というものでした。

独学の勉強でおすすめのテキスト

独学で勉強する場合、最低限、参考書と問題集は購入してください。

私が使っていた教材とともに下記にまとめました。

①通関士教科書 通関士 完全攻略ガイド 2023年版

どこの本屋でもほとんど店頭に並んでいる、『通関士 完全攻略ガイド』です。

情報量は多いですが、これ1冊をマスターすれば合格間違いなしといっても過言ではないくらい内容はしっかり詰まっています。

中途半端にまとめられているテキストだと、知識に抜けがあったりと不完全な部分がありますが、こちらのテキストは全てを網羅していますので、安心して使うことが出来ます。

通関士試験はとにかく覚えることが多いため、どの参考書も条文の掲載が中心になりますが、本テキストは、特に理解が必要なポイントは別枠で分かりやすい言葉でまとめられていたり、各章末には重要なポイントが問題形式でまとめられています。

条文を暗記するような非効率な勉強法ではなく、要所要所のポイントを押さえながら勉強することが出来ます。

独学で勉強されている多くの受験生が使用していますので、これからご購入を検討されているならこちらをお勧めします。

ここが良い点

  • 全てを網羅した内容の充実度
  • 重要ポイントは理解しやすくまとまっている
  • 章末に演習問題がある

②通関士教科書 通関士 過去問題集 2023年版

①で紹介したテキストと同じシリーズの問題集です。

読み込む用のテキストと問題集は同じ出版社のシリーズで統一することをお勧めします。

また、問題集は1冊買ったものをひたすら繰り返し解くほうが効率よく勉強できます。

この問題集の特徴としては問題数の多さと解説の充実度合いです。

通関士試験では言葉の意味を理解していないと引っ掛かるような問題が頻繁に出題されます。

また本試験では、5つの選択肢から正しい選択肢を選ぶといった、取捨選択が必要な問題が出題されます。

当該問題集では、実際の試験と同じ形式で問題が掲載されているので、より実戦に近い問題を解くことが出来ます。

各問題の次のページに回答が掲載されており、簡単な問題はシンプルに、受験生が悩む問題は重点的に解説が記載されています。

ここが良い点

  • 掲載問題数が多い
  • 本試験と同じ形式での演習
  • 難問中心に充実した解説

③どこでもできる通関士選択式徹底対策

通関士試験では、文章中の空欄に選択肢の語群を当てはめる選択式問題(穴埋め問題)が毎年出題されています。

そしてこの選択式問題(穴埋め問題)の正答率をあげることが、合格率をぐっと高めます。

特に実力的に合否のはざまにいる受験生程、改めて選択式問題が得点できているか見直してみてください。

上で紹介したテキストや問題集では勉強しきれない部分は、選択式問題に特化したテキストで補いましょう。

語群選択式問題は、出題の傾向がある程度パターン化されており、狙われやすい分野やポイントをある程度絞ることが出来ます。

本テキストでは、各分野から問題に狙われやすい箇所を中心に問題が網羅されているので、これ一冊読み込めば、ほとんどの問題はカバーできます。

またこの問題集にはあえて選択肢の語群がありません。本試験では選択肢から選びますが、あえてレベルの高い鬼畜使用にすることでより知識の定着を図れます。

また文庫本サイズのため持ち運びがしやすく、通勤通学中や隙間時間にすぐ取り出して勉強できるのもメリットです。

ここが良い点

  • 試験で出やすいポイントを重点的に学習できる
  • 本試験より難しい設定で勉強することで試験のハードルを下げられる
  • 持ち運びが出来るので、隙間時間で学習できる

④通関士試験ゼロからの申告書

通関士試験ゼロからの申告書、通称:ゼロ申です。

通関士試験の最大の敵である通関実務の中の輸出入申告書問題をカバーしています。

実務の配点の多くを占める申告書問題を解けずして、試験合格は不可能に近いです。

裏を返せば、申告書問題をクリアすれば合格に近づきます。

練習レベルから本試験難関レベルまで順番に掲載されているため、段階的に難しいレベルに挑戦できるのは独学受験生にとってありがたいです。

本テキストは例年5月頃に新版が発売されます。可能であれば最新のものを購入することをおすすめします。

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ここが良い点

  • レベル別に基礎問題から応用問題まで順番に解いていける
  • 解説が豊富なので、独学でも理解しやすい

独学でかかる費用合計

以上、①~④でご紹介した教材の合計はおおよそ13,000円でした。

私はこの4冊をひたすら繰り返し勉強することで独学で一発合格出来ましたので一つの目安になるのではないかと考えています。

冒頭に取り上げたように、専門学校や通信講座を受講するのに比べてはるかに安く資格取得を目指すことが出来ます。

今回紹介したテキスト以外にも書店へ行けばたくさんあるので、自分に合ったテキスト、勉強方法で頑張ってください。

今回の記事が、これから独学での取得を目指す方の一助になれば幸いです。

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