貿易の仕事をしたいなら、『通関士資格』は必要か?

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現在就活中の学生さん、転職を検討している社会人さんの中で、「貿易の仕事に就きたい!」と考えている方は一定数いるかと思います。

インターネットで『貿易の仕事 資格』などと検索すると、『通関士』や『貿易事務』などが上位でヒットします。

特に『通関士』に関しては、資格の名称は聞いたことあるけれど、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「貿易関係の仕事を行うのには通関士資格が必要なの?」という疑問を解決したいと思います。

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【結論】貿易の仕事だけなら通関士は不要

貿易の仕事にも色々ある

一言で貿易の仕事といっても色々あります。

もしあなたが通関業者で通関士として働きたいのであれば通関士資格は必要ですが、そうでなければ通関士の資格が必須ということはありません。

通関士試験は貿易関係で唯一の国家資格なので、もちろん需要はありますが、直接的に通関士の資格が求められる状況は少ないのが実際のところです。

貿易事務の仕事内容に関しては、以下も参考にしてみてください。

なぜ通関士を目指すのか?

通関士資格が仕事に必要ないのなら、なぜ毎年通関士試験を受ける人がいるのでしょうか?

やはり専門的な知識という事で一定数の需要はありますし、メリットもたくさんあります。ここからは通関士の資格を保有しておくメリットをご紹介します。

実務では学べない知識の習得

通関士試験では、関税法や関税定率法などの貿易に関する法律の知識が求められます。

通関士の資格を保有していると、これらの法律の知識に基づきながら業務の本質を理解しやすくなります。

修正申告や輸入貨物の評価加算などを行うとき、どのような背景があって、また何が根拠となってこれらの作業が必要なのかといった点を理解しながら業務が出来るようになるので、単なる事務作業ではなくなります。

資格があるからといって給料が上がったり手当が出ることがあるかは分かりませんが、自分の成長のためにも勉強して絶対に損することはないです。

足元を見られないように

通関士資格は貿易関係で唯一の国家資格です。

他社と取引をする上で、名刺に「通関士資格保有」とある営業や事務の方のほうが、何かトラブルがあった時に相談したくなりますし、実際に知識が豊富なので頼りになることが多いです。

一概には言えませんが、客観的事実を示すことが出来るのは資格の強みでもありますよね。

通関士よりも必要なスキルは?

もしあなたが現在就職(転職)活動中でしたら、今すぐに通関士試験を受ける必要はあまりないかと思います。

ここからは通関士よりも貿易の仕事で即活かせる資格やスキルをご紹介します。

英語力

海外顧客とやり取りする海外担当の営業、INVOICEやBLなどの書類を主に取り扱う貿易事務員、資材の調達を行うバイヤー、会社の窓口となるカスタマー関係など、貿易に関する業務はたくさんありますが、どのような仕事でも英語は切り離せないことが多いです。

実務ではメールベースのやり取りが多いですが、急を要する場合は電話でのやり取りも頻繁に発生します。

そこで、貿易の仕事に就きたいと考えている方は、まず英語力を身につけるべきだと考えます。

オンライン英会話で実践力を身につけるも良し、TOEICなどの試験を通して英語の基礎となるリスニングとリーディングの力を鍛えるも良しです。

就職してから苦労するくらいなら、今すぐ行動しましょう!

PCスキル

これは貿易の業務に関わらず、デスクワークを主とする社会人として必須スキルです。

特にまとめなどPC作業を多く行う事務系の職を目指すなら、最低限Excelの機能は一通り使えるようになりましょう。

以下は私が愛読しているExcelの参考書です。

貿易実務検定

最後は貿易の知識になりますが、貿易実務検定もおすすめです。

A級、B級、C級とあり、中でも最も初歩的なC級は通関士試験より合格しやすく、より実践的な貿易の知識を身につけることが出来ます。

実際に働き始めてからの取得でも問題ないですが、未経験の方が貿易の業務をイメージするにはおすすめの資格です。

まとめ

  • 貿易関係の仕事に通関士資格は必須ではない
  • まずは英語力、PCスキル、貿易実務検定から修得すべき

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